竹
期待感溢れる店構え
(画像をクリックすると拡大表示します)
歩いていてこの店なんだろう?と人の気を引く。壁に1本のラインを引き、そこに間接的な照明を当て店全体が浮き上がったように見える。正面から少し奥に入ったところに入り口を設けることで、そこへのアプローチがまた期待感が増す。
(画像をクリックすると拡大表示します)
まずお客様が1番に手にされるドアは、床から天井までの迫力のあるものに。ドアの板に挟まれた15㎜幅のガラスからは、店内の明かりが漏れる。取手には鉄筋を3本束ねた物を取り付け、デザインだけではなく握り心地の良いものに。
(画像をクリックすると拡大表示します)
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、壁一面の鮮やかな竹。土壁を塗る前の小舞(こまい)下地を連想させる趣のある空間。
実はこの竹、全て手作業で加工したものです。山から100本以上切り出し、1本1本磨いた後、竹割り器で1000本以上に。それを棕櫚縄(しゅろなわ)で編んでいきました。
(画像をクリックすると拡大表示します)
カウンターは、1席1席が仕切られているようなデザイン。一人一人の目の前のガラスの中には【よしず】(すだれ)がはめ込んであり、まるで竹のランチョンマットを敷いているかのよう。
下から取り外しも出来るようになっており、季節に応じた物を入れたり、店主自らがちょっとした模様替えの出来る設計にしました。
(画像をクリックすると拡大表示します)
私たちのお客様はお施主様ですが、この空間で食事をされるお客様がいるということを忘れずに、これからも店舗造りに取り組んでいきたい。
店名 |
鉄板酒座 竹林の七賢
|
---|---|
所在地 |
山口県山口市湯田温泉3丁目7-2
|
連絡先 |
TEL 083-920-3253
|
blog |